全日本で羽生が見せた強さと驚きの女子中学生
卒論を提出できたので年の瀬にブログを書く余裕が戻ってきました。
フィギュアスケート フランス大会 感想と中止に関して
テロについてここでとやかくは言いません。
フランスをはじめ各国に祈るに留めます。
土日に見る→週明け動いている→更新が遅れる
のサイクルになっていますがとりあえず感想をば。
エリック・ボンパール杯だけどフランス大会ってしたほうが
pv上がりやすいって知ってる(そもそもタイミングが遅い)
別日程で開催というのは競技の特性上まず無理です。
続きを読むフィギュアスケート中国杯感想 女子
男子は見るには見ましたがとりあえず女子を。
こづが出ないからって思いっきり深夜にやらんでもいいと思うんですが。
修造は帰れ
ザックリ言うと安定感が大事なスポーツであることが
よくわかる大会だったと思います。
ロシア勢は体型変化もあって厳しく、
浅田は復活復活騒がれていますが、細かい取りこぼしやフリーの崩れ方を見ると
決して調子がいいとは言えません。
11月上旬でこんなこと言うのも酷ですが。
一方でエッジの問題はあるにせよ転倒はない本郷の強さが際立ちました。
昨季も安定したパフォーマンスでどんどん点を上げてましたし、
ややミスがあったなかであの点数ですから
今後さらに積み重ねられます。
知子ちゃんや昨季のエレーナのように
コンスタントにいい演技ができることが、
いかに難しくかつ重要かということでした。
今回は
浅田真央、本郷理華、エレーナ・ラジオノワ、アンナ・ポゴリラヤ
についてになります。
何はともあれGPS復帰の浅田。
テレ朝が煽りに煽っててほんとうざかったんですが、
ショートの構成が最高難度であることに変わりはありません。
クワドのない男子でもセカンドループを跳ぶわけではないので、
単純に構成だけなら男子中堅レベルです。
アクセルは男子で見られるので全体的にマイナーな
セカンドループをもっと強調していい。
ルッツは演技中に「ん?」ってなりました。結果エラー。
今のエッジ厳格化とトップ層の正確さを併せて考えるなら
エラーはあってはなりません。
70点超えてすごいね、ではなくミスを3Aで補ってるのが
中国杯のパフォーマンスです。
パッと見完全復活みたいですしスピンステップ、
特にステップの滑らかさはよかったのですが、
ファイナルや世界選手権で勝つためには厳しいですが更に上げなければ。
フリーも3Aは非常に綺麗で男子かと思いましたがその後崩れて崩れて。
全体的にみんな良くなかったので優勝でした。
NHK杯はルッツを正確に跳んでしっかり勝ってほしい。
上記の通りエラーはあってもコケはしない本郷。
あっこちゃんがアドバイザー的なところから
振り付けとして本格的に関与したこともあるのか、
昨季以上のプログラムだと思います。
身長が高く動きがダイナミックなのが武器である反面、
一つ一つの動作で完結しているきらいが昨季の印象でした。
今季はよりムーブメント間がスムーズになっており、
表現が途切れる場面が減っています。
誰の選曲かわかりませんがあっこちゃんはシルクドソレイユ好きなのか?
フリーが素晴らしいです。
細かいことは後にして、いいプログラムでした。
リバーダンスは最近だとソチシーズンのブラウンがやってましたが、
やはり盛り上がります。
本田さんの時代だと、詳しくないですが
今のようにSSが云々とかないのでトウ使いまくってもよかったと思います。
現在は「スケーティングのなかでいかにリバーダンスを取り入れるか」
が重要なので振り付けも難しそうですが、そこはミヤケン。
ああいう熱量のあるプログラム上手いですね。
高橋のeyeを作った人ですもの。
あとこれ衣装がいいんです。今季裾が長く
キャメル時に捲れてカッコ悪いスカート多いなか、
キャメル時にもヒラヒラし過ぎない、かつジャンプでふわっと上がる。
これがまた曲調に適してる。
さて演技自体としては、ジャンプはエッジしっかりするのは当然として、
トウをもっと大きく使ってほしかった。
ステップも動きが弱いので本来の大きな動きが見えず、
相対的により動けていない印象になっています。
立ち止まって踏み鳴らすとこはともかく、途中混ぜているトウはもっと強く、
足をもう少し高くすればかっこいいんじゃないかな。
コレオはかなりいいと思うので、あれくらいステップも動けたら
GOEやPCSも伸びるはず。
今季での200超えが見えています。
なんとか表彰台の乗った天使エレーナ。
今年も世界一可愛い。
体型変化は実況を聞かずともわかります。めっちゃ伸びました。
リプが今季も苦しんでいることを考えると、
彼女も来季あたりまできついと思います。
これは個人差もあるのでなんとも言えませんが。
ただジャンプが調子悪いだけでレベルアップはしています。
彼女の腕の使い方ってすごい賛否両論というか好き嫌いあるみたいで、
私は全身で表現しようというのがわかって好きなのですが、
昨季より洗練されたのではないでしょうか。
「振り付けでこうなってるからこの高さまで上げる」というような動きではなく、
しっかり意思をもって動かしている(少なくとも他選手と比較してそう見える)
のは素晴らしいと思います。
年齢的に安定しないのはわかっているので、
なんとかここを乗り越えられれば。
彼女はエッジは問題ないんですけど
ルッツの軌道が限定されているのが課題です。
常にジャッジ視点で左奥あたり(のはず)でしか跳べないため、
ジャンプそのものはよくてもプログラムを作るに当たっての幅が
それだけ狭まりますから。
腕のことを書きましたが、しっかりターンをしての上体の動きですし、
その足元も「おっ」てなる工夫がされています。
3位であることと、次戦のメンバーからして今季のファイナルは難しいかと思います。ロシアのユーロとワールドの派遣意図がよくわからない
(日本なら4CCとワールドで調整する)ので、
今季後半どれくらい出られるかですね。
ファイナル行けなくともナショナルでいいパフォーマンスをしてほしいです。
衣装はちょっと改善してほしい。
ショートはヒラヒラがキャメルで捲れ上がるし、
フリーは肩の辺りがなんかちゃちいように見えるのと、
もちろん中に着ているからいいですけど胸のとこが
たまに身体から衣装浮いちゃってちょっと……。
転び方が派手でPCS落ちていそうなポゴリラヤ。
あのコケ方をポゴると呼ぼう。流行る(流行らない)
ショートを見たとき、たしかにベストの演技ではないのですが
動きが非常によくなっていました。
上手いのは上手いけどあとちょっと足りないというものから、
しっかり手足を動かして表現していたと思います。
フリー冒頭は決まりましたが、そのあと軸がブレまくってという流れ。
3-1-3は流れがなかったもののGOEはプラスでした。
それぞれのジャンプはいいからかしら。
PCSは8点台、TR/LFが微妙に届いてませんが誤差レベルでしょう。
ほんと転倒するときもうちょっとどうにかなれば
印象変わりそうなんですよね。
僅かに及ばず4位ですが、ポイントや表彰台に乗っていないという差は
大きいと思います。エレーナ以上にファイナルが厳しい。
GPS前半戦終了です。
女子のポイントを見ると
live.sportsnavi.yahoo.co.jp
2015/11/9現在で
メドヴェデワ、アシュリー、浅田は二戦目に相当崩れなければファイナルいけます。
メドがシニア初シーズンで調子良さそうですし、
ロステレコムのメンバー見るに
本郷エレーナが主な相手(エドモンズがどれくらいいけるかにもよりますが)のため
メダルは狙えます。
アシュリーと浅田がNHK杯被って
そこに知子ちゃんとポゴリさんが追い上げられるかどうか。
どちらかはメダル取れると思いますが二人とも表彰台は難しいと思います。
浅田はいかにアンダーローテとエッジの修正ができるか。
アシュリーは二つとも揃えられるか。
初戦二位以下組を見ると、
ゴールド、本郷、リーザとやはりトップ層です。
この中だとやや本郷が不利な上にロステレコムが激戦区なので
ファイナルには台乗り、できれば二位以上ほしい。
リーザとゴールドがエリック杯で当たっていて
この二人の勝負だと思います。
ファイナルは行けないにしてもリプにここで踏ん張ってほしい。
三位は知子ちゃん、エレーナ、永井です。
エレーナはロステレコム以下略、知子ちゃんはNHK以下略ですが二位以上はほしい。
今のエレーナの状態考えると難しいかな。
永井は厳しいですがそもそもデビューシーズンですのでこれから。
それ以下は更に厳しいです。
GPSはポイント制なので気にしないわけにはいきませんが、
いい演技が観られるのを第一に楽しみにします。
来週は男子が大変なことになっているエリック杯。
GPS後半になってファイナルのメンバーも決まり始めます。
果たしてPチャンはあれ以上のものができるのか、
アーロンは二戦目もクワドサルコウが決まるのか、
しょーま君とダイスはポイント的に表彰台に乗れるのか、
アモディオはザヤ回避できるのか、
今季のコフトゥンはどうなのか、
そしてテン君はやはり年明けからなのか、
トチ狂ったシングルぶっ通しからのエキシ全9時間とかいうの
やってるのでBS見られて時間あったら見ましょう。
昨日やれよ。
読んでいただきありがとうございます。
そろそろフィギュア以外の記事も書こうと思います。
こんな出来たばかりのブログが数百回PVつくんだからすごいです。
求めている情報を提供できていないであろうことも多々あるでしょうが、
ありがとうございます。
私は特に気にしてないのですがみんなPV稼ぎたかったらフィギュアの感想書けばいいんじゃね。
スケートカナダ感想
土日からいろいろあって、演技自体は見ていたのですがこんなタイミングに。
中国杯始まっちゃったよ?!
まずその髪をどうにかしてほしい。
ショートの羽生の点数が低い
という方向けもちょっとある記事です。
もう秋のパンクとザヤ祭は起こってしまったので諦めましょう。
ショートでまず目を引いたこととして、
それでもまだPCSはトップ層には劣るので、
3Aがイマイチな出来でした。もっともクワドや3Aをバッコンバコン跳んでる一部ジュニアがすごいだけで、今後精度を上げればいいだけかと。
まずなんであの点数か。
ショートのソロジャンプはトリプル以上が必須です。
ちゃんとルール通りなので、異論があるならジャッジでなく
ということでジャンプは3Aしか点が入ってません。
それでも普段よりキレがなかったのでもう少し低くなると思ったんですけど。
決まった3Aのイーグルサンドは見飽きたし、アクセル得意なのでそろそろイーグルを前後に入れないタイプのアクセルを見せてください。
オーサー門下のハビエルは昨季ショートで凝った(凝りすぎた)入りでしたし。
先にPちゃんから。
いい意味で気持ち悪いスケーティングです。なにあれ。
冒頭の4T+3Tはセカンドの流れが惜しかったですが、
彼は上体の動きがあったりなかったり、少なくとも多様ではないですが、
チャン不在の昨季カナダのトップを取ったので、
彼はコミカルなプログラムが苦手ではなく、どちらかというと得意なのですが
クワドが綺麗です。アクセルのミスはもうええわ。
今季既にいくつかの大会に出てるので確認していたんですが、
ミハルはステップでの身体の使い方が大きくて好きです。
ジャンプだけかと思ったらスピンも頑張れ。
フィギュアスケートの採点表を見てみよう
スケート見たけど点数が思ってより上(下)だった!
演技構成点ってなに?芸術点じゃないの?
なんでジャンプを前半とか後半とかわざわざ言ってるの?
などなどの方向けの記事です。
滑ってるのはかっこいいけどイケメンかというとどうなんだろうという人代表
さて大衆向けのメディアに出ませんがフィギュアスケートは
採点競技であるからにはしっかり採点表が存在します。
それがこちら。
ババン!
なんのこっちゃわかりませんね
これだけ出してばーっと解説するのは大変なので段階的にやっていきます。
なお今回は長くてややこしい話をせざるを得ない部分があります。
技術的、競技としての側面のフィギュアスケートに興味(と時間)がある方はどうぞ。
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